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PFR71のベンディングカーブ

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PFR71シリーズについて、「HにするかMHにするか悩んでます!」というご質問が多く、この辺り文章や写真(動画)ではなかなか伝わらないのでとても難しいのですが、色んな重さでそれぞれベンドしてみましたので参考になれば幸いです。

 

まず、1ozシンカー4個、つまり28g×4=112g。

PFR71MH

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PFR71H

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このように71MHの方がちょっとだけティップが入るのが見て判ると思います。

 

次に500mlのペットボトル(約500g)

PFR71MH

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PFR71H

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この辺りの重さになると、2本のテーパーの違い、71MHがEXファースト、71Hがモデレート気味なファーストなのがはっきり見て取れます。

 

続いて1ℓ(約1kg)のペットボトル。

PFR71MH

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PFR71H

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71MHの方はティップが入りきり、バット部分の張りが出始める辺り。71Hの方はまだティップが残っており、ベリー部分にもまだ余裕があります。

 

最後に2ℓ(約2kg)のペットボトル。

PFR71MH

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PFR71H

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これぞプログレッシブテーパーという感じの曲りで、EXファーストの71MHがベリーからバットに掛けてスムーズに負荷移動をしてるのが分かります。これによって応力集中し断面が楕円化する事無く、ブランク全体をサスペンションとして使う事が出来るという訳です。71Hの方も無理なくブランク全体で負荷を受け止めているのが判ると思います。重めのウェイトの物を投げるなら71Hの方が向いているというのが、この写真からも見て取れるのではないでしょうか。

ロッド選びの際、一番良いのは実際に見て、触って確かめてもらうのが一番なのですが、今のご時世なかなか難しい部分もあるかと思います。

この記事が少しでもお役に立てればと思います。


B7Deep復活

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以前の工房と一緒にそのマスターや関連部品が全て消失してしまっていた”B7Deep”ですが、この度ようやく復活する事が出来ました。

同時に、ウェイトなど細部の見直しを図り、B7Deepの特長である軽快なウォブルアクションと安定した飛距離を実現しました。

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特徴的なティアドロップ状のラウンドリップは、フルキャストした先でもしっかりと手元に伝わるバイブレーションながら、ノーマルギアのリールでも軽く巻ける抜けの良さが自慢です。

近年ではめっきり少なくなってしまったレッドシダー製のダイビングクランクベイトですが、その釣果を知っている者にとっては欠かせないルアーのひとつだと思います。

僕もそんなウッド製ダイバーの信者の一人であり、それ故にこのルアーを作りました。

ラトル入りの強いベイトを嫌う透明度の高いグラスベッドに潜むデカバス。

ベイトボールに付いて沖をクルーズするリザーバーの中層。

そんなシチュエーションで使いこなせば、他とはハッキリとした差が出るのがウッド製ダイビングクランクではないでしょうか。

 

今回のカラーはこの3色

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・スプラッターバック

まずは基本のシャッドカラーをと思い色々模索するも、”SH4はロデオでやったし、スペックルドはヴァルターさんでやったし・・・”などとぐるぐるぐるぐるめぐらせる後、”ここはシンプルに使用頻度の高いカラーで!”と纏まりスナブやBHDDもやたらボロボロになってるスプラッターバックをチョイスしました。このカラーはマッディな河川でもステインなダム湖でも、ローライトのクリアウォーターでも、本当にどこでも安定して使えるのでついつい投げてしまうカラーです。

 

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・グラスギル

ステイン~クリアなグラスエリアに射し込んだ日差しに照らされたギル・・・というイメージです。

ベースカラーはチャートではなくパール系のイエロー。ウォブルに合わせて反射はするけどこれ自体のUV発色はなし。紫外線に反応するのは(暗がりで目立つのは)スロートとエラ下のオレンジのみです。

 

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・ケイジャンクロー

まるで歌舞伎役者の隈取のようなクローパターンが特徴的ですが、基本は地味系ブラウンクローです。

個人的にはこの手のカラー、10月以降に急激に強くなってくる気がします。木立やウィードが枯れ、赤く染まる為なのか、はたまた水温低下によりプランクトン濃度が下がる事で見える世界が変わるのか、理由は魚に聞いてみないとさっぱりですが、そんな状況を想定したカラーです。もちろんそんなの関係ないよって事も多いと思いますが、もしカラーで悩んだ時には一度試してみて頂ければと思います。

 

そんな訳でB7Deep、まもなくリリースです。

 

KTWLURES     B7Deep

全長:7cm/自重:5/8ozクラス/潜行深度:2.5~3m/レッドシダー製

価格:¥3,400(税別)

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クランク屋のチャターベイト

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facebookにその存在をチラホラほのめかしておりましたチャターベイト、いよいよ全てのパーツが揃い製作に入りましたので、この場でお披露目させて頂きます。

まず一見して目立つ特徴としましては、この扁平なヘッド形状と下向きアイ。

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実はバスボートのハルのようなデザインになっています。

通常のチャターベイトはアーキータイプのヘッドを基準にアイがヘッドの重心よりも上についています。

チャターベイトのアイと重心の位置はとても重要で、アイが重心よりも上にある(つまりブレードからぶら下がったような状態にある)事で安定したアクションをキープ出来ます。

そういう意味ではチャターベイトを良く知る人ほど「これ泳ぐの?」と思うと同時に、「なんでこんな形に?」という疑問を持つかも知れませんが、これこそが今回クランク屋のウチが「チャターベイトを作ろう!」と思ったきっかけに他なりません。

「実は案外チャター好き」な僕は結構以前からチャターベイトを使っていましたが、チャターの最大の欠点である根ガカリの多さに辟易する事も・・・。

あんなスピナベともジグとも知れない見た目のせいで、ついついカバー周りを攻めてしまうものの、オープンタイプのジグヘッドは根ガカリは必至。

ならば圧倒的にカバーに強いチャターは作れないか。

ガードを付けたりフックシステムの変更をしたりすることなく、あくまでヘッドやアイ、フックの角度だけでカバーを躱し、バイトに対して確実にフックアップしていけるチャター、そう!”カバークランキンチャター”を作ろう!と思うに至ったのです。

まずは理想とするアイの位置とフックの角度。

そこから従来の重心バランスを崩さないように、カバーにヒットした際のヘッドのターンを防ぐ形状を模索していきました。

結果としてこのチャターは葦やガマ、ハスの茎や冠水ブッシュといったベジテーション。

消波ブロックや石積みなどのロックエリア。

レイダウンや立木、スタンプなどのウッドカバー。

張り巡らされたロープや杭。

広大なフラットエリアに広がる各種ウィードといった様々なタイプのカバーをスルスルとすり抜けます。

テスト中、着水や着底の瞬間に噛んでしまう事はあっても、一定のリトリーブ中に何かにヒットしてフックがターンして根ガカリというのは殆どありませんでした。

クランク屋の作るカバークランキンの為のチャター。

他にも拘りが盛りだくさん、と言いますか、拘ってない部分がない程なのですが、長くなりそうなので何回かに分けてご紹介します。

ではでは。

オリジナルブレードと拘りのスナップ

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チャターの続きです。

使用しているブレードはどこにでもある普通の形ですが、ここにもいくつかの拘りがあります。

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最初は既存のブレードを使用してしまおうと考えていたのですが、先端の形状や穴のサイズや位置を色々弄る内、

これ、作った方が早くない?

と結論付けるに至りました。

そんな訳でせっかくオリジナルなのでブランドロゴを打刻してみました。

(でもこれKTWで出すんだよね・・・と気付いた時は後の祭りww)

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ブレードの厚さは0.5mm、比較的重い部類のブレードです。

そして実釣テストして頂いたマンダム川口さん曰く、

このブレードすっげえ硬くないすか?

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そんな事に気付くのもたいがいスゴいと思いますが、今回の拘り部分でもあるのでちょっと嬉しかったですw

この重くて硬いブレードが生み出す乾いた低周波サウンドがこのチャターの2番目の拘りで、この手の音はグラスや泥底でも減衰し難く、濃いカバーの中でもその存在を強くアピールします。

そしてもう一カ所、特徴的なパーツが付いているのがこの部分。

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このアイの下側に付いた真鍮製のパーツ。

このパーツの目的はブレードの動きを抑制する事

これによって着水時にブレードがヘッドの下側に入り込んでしまうを防ぎ、泳ぎ出しを速く、確実な物にします。

同時に、曲りの一番奥である先端に力点を安定させる事で、デカバスとのファイトでアイが開いてしまうのを防ぎます。

そしてブレードがこの部分に当たる事でより硬質なサウンドを奏でる事が出来ます。

とっても小さな部品なのですが、このルアーの色々無茶なバランスを上手く纏めて融合する為に、幾つもの役割を担っています。

現代サッカーで言うなら正に”中盤の底”です。

 

そしてこのルアーの先端に取り付けられているスナップですが、アメリカのメーカーの物を使っています。

このスナップの最大の良さは先端部の折り返しの長さとバネ弾性の強さにあります。

ルアー交換が早く、アクションに影響を与えにくく、ノットの強度も安定するスナップですが、その最大の欠点はキャストやファイト中などに勝手に外れてしまう事。

そうならないように非常に線径の太いタイプなど色々あるのですが、線を太くした事で非常に硬い上、バネ弾性がなく、一度押し込むと完全に戻らなくなって、結局勝手に外れてしまう・・・なんて物が多くありました。

そんなスナップ難民だった僕を夢中にさせたのがこのスナップで、着脱しやすいのに勝手に外れない

このスナップを使い始めて10年くらい経ちますが、スナップが外れたとか伸ばされたとかいう経験は一度もありません。

何より衝撃だったのは、カナダでNLWを起業された西根さんのビーツァを見た時でした。

例のスナップ、標準装備で付いてますやん・・・

ルアー以外にも色々意気投合する事が多い西根さんですが、この時も「やっぱりぃ~?」「ですよねぇ~!」と女子高生みたいにキャッキャキャッキャとスナップ談義で盛り上がった程ですw

そんな僕と西根さん超お勧めのスーパーなスナップが標準装備となっております。

 

今日は前の方に行きましたので、明日は後ろの方に行く予定ですww

ではでは。

 

 

 

 

 

特注フックと拘りのスカートシステム

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チャターその3です。

今回”チャターを作る”と決めた時、真っ先に考察したのがフックです。

チャターベイトはクランクベイトのようにフック交換が出来ないので、フックの形状や太さ、フィニッシュやサイズなどを予め詰めておかなければなりません。

この辺り自分以外のアングラーの意見も色々尋ねて廻り、概ね出揃った意見が・・・

大型ながらも、太過ぎず、ワイドギャップ過ぎない丈夫で刺さりの良いフックである事。

そして塩入りワームをトレーラーにする事が多い事から、サビに強いフィニッシュである事。

 

そんな条件をクリアするフックを色々捜す内にあれやこれやと色々あって・・・

特注する事になりましたww

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ポイントは先が曲り難く、鈍ってもタッチアップが容易なストレートポイント。

フィニッシュはサビに強いブラッククロームめっきを採用。

実際にプロトモデルをテストしてくれた兵庫県の近藤さんからも、

「59cmを筆頭に50upを6本位、他に30~40台で計11本を1日で釣るも、

フック先はまだ曲ってません! コレは素晴らしい!」

とのレポートを頂きました。

非常に拘った部分なのでとても嬉しい評価です。

 

そして最初からこれで行く!と決めてたのがこのスカートです。

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通常のスカートはシリコンラバーが束になった物を真ん中でゴム管などで纏めた物が殆どで、真ん中で分けられたスカートはテール方向になびいて外側と内側のダブルで構成されている事になります。

しかしこのスカートは中央の基部からラバーが放射状に延びていて、内側には何もない状態になります。

これの何が良いかを説明しますと・・・そもそもスカートにボリュームがあり過ぎるとその部分に過剰な水圧を受けて、せっかくブレードが発生させた振動がスカート部分が殺してしまい、スカートやトレーラーにその振動が伝わっていきません。

特にスピナベやバズに比べてトレーラーを付ける率の高いチャターベイトでは、トレーラー+もっさりスカートでボリュームたっぷり、アクションはトレーラー任せになりがちです。

内側スカートを無くす事でラバーの1本1本が踊るようにワサワサし、何の変哲もないピンテールワームがまるで生き物のようにプリプリと泳ぎます。

僕はかなり以前からスピナーベイトのスカートをワイヤーで縛って内側を刈り込むなど、これと同じような効果が出るチューニングを行って来ましたので、もしウチがワイヤーベイトをやる時は必ず採用したいと思っていた方式なのです。

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また非常に細かいカラーデザインが可能なので見ているだけで楽しくなります。

カスタムペイントならではのヘッドの塗装とのコーディネイトも是非楽しんで頂きたいです。

 

ちなみにこのスカート、キャスト時にはこんな風に「キャ~~~!」ってなるので、空気抵抗が少なく、よく飛びます。

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「ププッピドゥ」とか「火星人刑事」とか呼んでますが、非常によく出来たスカートです。

 

現在制作中のチャターベイトを3回に渡ってご紹介させて頂きました。

また発売が近づきましたらカラーや価格などについてご案内させて頂こうと思っております。

KTWLURES初のワイヤーベイト、是非楽しみにしていて下さい。

ではでは。

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COBRA CHATTER

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先日より何度かご紹介させて頂きましたチャターベイトですが、いよいよKTWの新作としてリリースさせて頂きます。

名前は“COBRA CHATTER”

左右に張り出したヘッド形状から連想したもので、左手が仕込み銃になってる全身真っ赤なタイツ姿の三下顔のおっさんではありません、念のためw

ウェイトは1/2oz。

一見重めに感じるかもしれませんが、ヘッドやスカートに水流を受けてライズ気味に泳ぐのでレンジは浅めです。

むしろウェイトがあるので強風下でもキャストコントロールしやすく、シャローを撃って行くには最適ウェイトかと思います。

そもそもチャターベイトはトレーラーのセレクトでレンジがかなり変わるので、レイクやシチュエーションで調整して頂けたらと思います。

とりあえず現在はこのウェイトのみですが、他のウェイトはまたいずれおいおい製作していけたらと思っております。

カラーは5色で

#01 スモーキーシャッド

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#02 クローギル

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#03 ♂ギル

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#04 ♀ギル

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#05 グリーンパンプキンクロー

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以上、ベイトライクな地味系ばかりですが、とっても趣味全開のカラーラインナップとなっておりますw

現在無事塗装工程が終了し、リギング真っ最中。

週末には店頭に並べて頂けるように全開作業中です。

あとはお店に注文頂けるのか?

”チャター・・・? クランクのイメージしかないんだけど・・・?”

とか思われてる節もあるのでそこが心配です。

そんなわけで、KTW初のワイヤーベイト。

COBRA CHATTER

1/2oz                ¥1,200(税別)

よろしくお願い致します。

お礼とお詫び

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この度はKTWLURESの新作、コブラチャターにたくさんのご注文頂きありがとうございました。

最初は正直売れるのかすら心配だったのですが、本当にビックリする程の反響を頂きました。

本当にありがとうございます。

しかしながら、そのご要望に全てお応えする出来た訳ではなく、かなり数のお客様より「買えなかった」というお叱りの声も頂きました。

今回ワイヤーベイトは初の試みとはいえ、新商品ですのでかなり多めに作ったつもりでした。

多分、個人レベルのビルダーでは考えられない数を作ったと思います。

それでも、ご要望頂きました数の3割程度しか納品出来ませんでした。

これはもう、本当にウチの力不足という他ありません。

そのせいでたくさんのショップ様、お客様を落胆させてしまった事を大変心苦しく思っております。

今回、お店で予約したのに手に入らなかったという方も多いと思いますが、その責任は全て僕にあります。

本当に申し訳ありませんでした。

また、今回、一部のお店に案内メールが届いてないというトラブルも数件ありました。

原因を調べて貰ってますが、近くのショップ様の履歴ではスパムとして弾かれてしまっていたようです。

もしかしたらカラー等の確認の為に文中に貼りつけてあるブログページへのリンクのせいかも知れません。

それと、生産を予定していたカラーが、スカートが入らず急遽カラー変更した為カラー等の発表が遅れ、ご案内が遅れてしまった事によって、ショップ担当者不在の間に受注、出荷が完了してしまうというケースも発生しました。

こちらも、イベント間の過密なスケジュールを上手く管理出来なかった事と、僕の見通しの甘さが引き起こしたミスです。

本当にモノ作りというのは難しいです。

肩や背中をサロンパスだらけにしても、iPhoneが指紋を認証しないくらい指が荒れても、ご要望に充分な数で応えられないようではプロとして失格です。

毎回あれだけの数を作って、お店にズラリと商品を並べる大手メーカーって本当にスゴいです。

もちろんウチのような1人でやってるハンドメイドとは違うと笑われそうですが、量産体制でしっかりと供給出来る環境を作る事が僕には出来ていないのです。

人を雇って、売れる物をたくさん作って、お給料を払って、それが出来て初めて”メーカー”なんでしょうね。

なんか後半愚痴みたいになって、「お前ほんとに反省してんのか」と叱られそうですが、今回は本当に自分の力の無さを痛感しました。

楽しみにしてくれたお客様。

ウチの為に必死で謝って下さっているであろうショップ様方。

今回は本当に申し訳ありませんでした。

第2弾をなるべく早く、もっとたくさんお届け出来るように、さらに精進したいと思います。

こんなダメダメのインディーズですが、今後ともよろしくお願い致します。

 

 

塚本謙太郎

コブラチャターのトレーラー

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ここのところ多いのがコブラチャターのトレーラーに関するご質問です。

10日、11日のストアイベントでも、最も多かったのが「チャターのトレーラー何使ってます?」というものでした。

 

僕個人、チャターベイトのトレーラーには色々な物を使いますが、大きく大別すると3つのジャンルにカテゴライズ出来ます。

まずひとつめがピン(ストレート)テール系

もともとチャターベイトにはトレーラーが附属している物も多いのですが、その多くがツインテールと言われる二股に分かれた細いピンテールです。

まあ最もチャターらしいトレーラーではないかと思います。

しかしこの手のツインテール、ウチのコブラみたいにちょっと大振りなボディやスカートだとボリュームや長さ的にもうちょっと・・・って思う人も多いのではないでしょうか。

そんな時に僕がよく使うのはリアクションイノベーションのFlirt(フラートと読みます)4.95

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しっかりとしたヘッド形状と細いストレートテイル、何より「4”じゃちょっと短いな」というジレンマを解決してくれる絶妙なレングスのワームです。

この手の細長いストレートワーム、チャターの発する振動に合わせて実にクネクネといやらしく踊ります。

使った事無い方は是非一度試してみて下さい。

 

ピンテール系と言えばこのソフトジャークベイト。

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写真はZOOMのフルークですが、バスアサシンなんかも人気です。

この手のワームやボディにウェイトがあるのでロングキャストが効き、ステディリトリーブで広く探る釣りに向いています。

元々ピンテール系はパラシュート効果が少なく、瞬間的なリトリーブの強弱でイレギュラーなアクションが出易くなります。

チャター特有のバイブレーションをスポイルせずに、トリッキーな動きも演出できる万能トレーラーとも言えます。

今年の夏にハマったルアーにMolixのS-Stickというソフトジャークベイトがあるのですが、オリジナリティ溢れる三角断面のボディがフォール時にイレギュラーな動きをするので、カバーに強いコブラチャターのトレーラーにも最適でした。

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これ単体のノーシンカーもスキップしやすく非常によく釣れるので、ボックスに入ってる率が高いワームです。

 

2番目のジャンルがシャッドテール系

テール部分に水を受け、プルプル泳ぐワームはスイムジグなどに非常に有効なので、チャターベイトに使う人も多いと思います。

もともとシャッドテールワームは比較的抵抗も大きいのでチャターベイトが暴れ難く、中層を一定速度で巻いてくるのに優れています。

しかしここで気を付けたいのがチャターとのマッチング

チャターベイトはブレードが左右に振り子のようにロールして振動や音を発します。

ですのでチャターのトレーラーとしてシャッドテールを選ぶ場合は、ブレードの動きと喧嘩しないようロールを抑えたテールの小さなシャッドテールワームを選ぶと良いと思います。

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ひとつはゲーリーヤマモトのスイムセンコー

チャターとのマッチングを考えるとELITE 4.5”というモデルがお勧めです。

そしてもうひとつがMolixのRAシャッド4.5”

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しっかりとボリュームがありながら、かなり控えめなテールのバイブレーションで、チャターの動きを邪魔せずになめまかしく自然に追従してきますので、クリアアップされたレイクでサイズを狙っていく時なんかに良いと思います。

 

3つ目はダブルカーリー系

春先や急な濁りなど、とにかくシャローを超スローに巻きたい時は、ダブルカーリー系がお勧めです。

特に早春、ステージングエリアに上がってきたプリを狙うなら、50cm程度のシャローをボトムを擦らずに超スローに巻ける事がキーになります。

そんな時はZOOMのスーパースピードクロー(ウルトラバイブじゃないですよ?)。

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ダブルカーリータイプはテールを大きくしてもボディをロールさせないので、ブレードの動きと喧嘩しません。

パラシュート効果を最大にして、ブレーキを掛けるように超スローにリトリーブ出来ます。

カバー回避性能が高いコブラチャターとの組み合わせなら、枯れた茎が乱立する早春のハス畑も攻略出来るでしょう。

 

チャターベイトはトレーラー次第で色んな特性に変化します。

同じ巻きスピードでもトレーラー次第でレンジをコントロールする事が出来ます。

是非色んなワームを付けて、色んなシチュエーションで使ってみて下さい。

今回の記事が参考になれば幸いです。


オールスタークラシック2015

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いよいよ今週末はオールスタークラシックです。

塊を解散してから初めてのオールスターなんですが、たった一年出展しなかっただけで随分懐かしい気がします。

今回はお世話になってるNorth Fork Compositesさんのブースでロッドやブランクの説明をさせて頂く事になっていますが、せっかくなんでちょっとだけ販売もさせて頂こうかと・・・。

実は今回出展決まったのって結構急で、ウッド系はかなり前から準備が必要なのでちょっと無理・・・

そこで前々から一度やってみたかったバレットヘッドの手塗りをやってみようかと。

バレットヘッドは通常ファクトリー生産で、カラーサンプルの作成などは自分でやるのですが、製品は工場のスタッフに塗って頂いてます。

でも一度やってみたかったのですよ・・・採算とか売れ筋とか完全無視で、趣味全開でやりたいように塗る。

B7Deep、コブラチャターと連投でヘトヘトでしたが、少量で直売だし、オールスターだしという事で頑張ってみました。

 

・マンダム・パンプキンシード

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霞水系で活躍するトーナメントアングラー”マンダム川口”こと川口信明さんが送ってきてくれたアメリカ製ルアーが元ネタなんですが、最初は「ブルーバックのオレンジタイガー?」位に思ってたんですが、塗ってる途中で「ああ、これパンプキンシードだ!」と気付きましたww

マンダム×ロデオ

こんな渋いカラーをリクエストしてくる辺りが流石マンダムなのです!

 

・ルートビア

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凄い好きなカラーですが、量産で売るにはちょっと勇気の要るカラーww

バックのグラデ具合、大ぶりスプラッシュとグリーンラメの比率、我ながらいい感じになったと思いますw

 

・アメリカンシャッド

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アメリカンカスタムカラーにありそうなパールどっさり、ヌメッと厚塗りのシャッドカラー。

アメリカ人こういうの好きそうだなwって感じのカラーにしてみました。

オールスターにアメリカの人が買いにきてくれるかどうかは分かりませんw

いいんです、趣味ですからw

 

・ファントムミノー

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これも海外で人気のカラーですね。

日本からアメリカのトーナメントに出る選手からもたまにリクエストがあり、サンプルで製作した事もあります。

この手のカラーの使いどころはクリアな水質の晴れた日。

これから水温が低下し、透明度が上がってくるこれからの時期にぴったりのカラーですね。(今回初めてまともなカラー解説w)

 

・ウチダクロー

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今回のクローフィッシュカラーはルアーのカラーとして洗練された小奇麗なクローパターンではなく、アメリカンカスタムカラーのようなドギツイ感じのクローフィッシュにしてみました。

特に甲殻類の腹側の気持ち悪い感じをどう再現するか。

そんな釣果とあまり関係ない部分にこだわって、無駄に工程の多い塗装方法に挑戦してました。

「うわっ気持ち悪い!」って不快に思って貰えたら嬉しいですww

ちなみにこのカラー、グリーンの背中ですが・・・

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茶色に透けますw

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名前はウチダさんですが、テナガエビとか脱皮ザリとかのイメージです。

 

それと今年は冬物アパレルを1点。

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mibroフーディーです。

mibroですが、

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後ろはKTW(左三つ巴)です。

カラーはブラックのみ。

サイズはM、L、XLですが、アメリカンサイズなのでだいたい1サイズほど大きめです。

着方は色々なのですが、この手のプルオーバータイプのフーディーはダボダボに着るよりジャストサイズで着る方がアメリカンでかっこいいなと思うかぶれな私、176cm、66kgでMサイズを着用してます。

 

あと、先日のファーストリリースで出す予定だったのに、スカートが揃わず急遽カラー変更になったコブラチャターのカラーラインナップ。

かなり中途半端な数しかないのでオールスターで販売させて頂く事にしました。

カラーは1色、#07 マジッククローのみとなります。

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以上、今週末のオールスタークラシック、North Fork Compositesブースで販売させて頂きます。

価格は手塗りバレットヘッドが¥1,900

mibro/KTWフーディー ¥7,000

コブラチャター  ¥1,300

おつりなどの問題でキリのよい数字にしてます。

消費税で考えると割高になってしまうものもありますが、お買い上げ頂いた方にもれなくステッカーお付けいたしますのでどうかご勘弁ください。

数に限りがございます。

売り切れの場合はご了承ください。

ではでは、週末、オールスタークラシック会場で!

 

KNBオープンに参加してきました。

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昨日は熊本のKNB(熊本ネットバサーズ)さん主催のKNBオープンに参加してきました。

以前からお誘い頂いてはいたのですが、毎年別のお仕事と被ったりして中々参加出来なかったのですが、今年は痴虫の松本くんと一緒にスペシャルゲストなんて不相応な肩書まで頂戴してお邪魔して来ました。

熊本県は松橋IC近くの萩尾大溜池に80人ものアングラーが集い、楽しくも真剣に釣果を競いました。

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年季の入ったベテランアングラーから若い学生さんや女性アングラー、小さなジュニアアングラーまで、世代を超えて一緒に楽しめるのが釣りの素晴らしさなのだと改めて感じます。

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そして楽しみ方もそれぞれ。

「もうこれ(何の大会だか)わかんねえな・・・」

なんて思ったりもしなくもないですが、やっぱり遊びは楽しんだ人が勝ちなのです。

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そんな中で一番はしゃいでるおっさん2人ww

周囲から「ラブラブか!」とツッコミが入るほどの熱愛ぶりでしたw

 

とても印象的だったのが、協賛メーカーと協賛品の扱い。

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ただメーカーロゴを貼りだして終わりとか、ただ順位ごとに袋で配って終わりとか、じゃんけん大会でバラ撒いて終わりとかではなく、協賛メーカーと商品名をしっかり読み上げ、当たった人達に並んでもらって写真を撮る。

協賛メーカーにとっては自分のところの商品がどんな風に扱われ、どんな人達の手に渡ったのか、結構気になると思いますので、こういう気配りは嬉しいですよね。

少なくとも僕は、毎年この大会に協賛メーカーとして参加させて貰って良かったなと思いましたし、来年もまたお声掛けて頂きたいなと思いました。

勿論それを時間を掛けずにスムーズに進行していくのはとても大変な事です。

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司会進行役と各責任者達との息の合った連携はもちろん、裏方に徹する若いスタッフ達の頑張りがあってこそのものだと思います。

長年やってるからこそ出来る部分もあるかも知れませんが、これを長年続ける事の方が何倍も難しかったりもしますので、見ていて本当に凄いなと思いました。

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大会終了後は例によってタックルの試投や釣り談義に。

こういう時間はとっても楽しいですね。

色々と情報交換して、早くも来年に向け構想が膨らみます。

こういうタイプの池ではどんなルアーが効果的なのか、それをイメージ通りに操作するにはどんなロッドが必要なのか・・・そんな妄想がモノ作りの根底だったりしますw

でも、そうやって釣りを楽しくする事が、人間と自然をつなぎ留める大事な架け橋なのではないでしょうか。

来年もまた是非お声掛け頂けるよう、ルアーメーカーとして頑張っていきたいと思います。

未来のアングラー達に、釣りという文化とフィールドを遺せるように。

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今回一緒に遊んでくれた全てのアングラー達に感謝です!

また来年も一緒に遊びましょう!

 

HAMAxKTWLURES

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KTWLURESの年内最後のリリースとなりますのは名古屋のlure angle HAMAさんのオリカラです。

モデルはシャローマンに人気の”スナブノーズS5”でご依頼頂きました。

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ひとつめゴールドをベースにチャートバックにオレンジベリーのド派手なカラー、

側面いっぱいに広がる無数の黒いドットが特徴です。

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2つめはブラウンのバックにグリーンのサイド、オレンジベリーにタイガー模様の渋めのカラー。

ゴールドの方もそうですが、この2色、最初はホイルカラーでというお話しだったのですが、スナブの形状は曲面が複雑で、ホイル貼りに適さない為、パールより大きく、ラメより小さい特殊な粒子を使ってそのギラギラを表現してみました。

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周囲の光を乱反射してギラギラ光りますので、見た目以上に派手なカラーだと思います。

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3つめのカラーはテキーラ系のタイガー。

画像だと赤の出が悪いのでかなり青っぽくなってますが、背中はパープルで、ボディ全体も赤系パールでギラギラ光ります。

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今回全てのルアーにHAMA様のロゴを入れさせて頂きました。

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初の試みではありましたが、やっぱロゴが入るとカッコイイですね。

次回からウチも入れてみようかと思いましたww

 

今回のHAMAxKTWLURESスナブS5は名古屋のlure angle HAMA様にて販売致します。

既に予約受付も始まっているようですので、是非チェックしてみて下さい。

http://ameblo.jp/lureanglehama247/entry-12101251762.html

 

68XHを追加した理由

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この秋、なんの前触れもなくNFCから突然リリースされたロッドにUTR-68XHがあります。

あまりに唐突だったので「え?何これ?」って思った方もおられたかと思います。

実はこのロッド、その名の通りUTRシリーズの追加機種・・・という位置付けになります。

 

68XHが最も得意とする釣りはフットボールなどのジグフィッシング。

1/2oz~3/4ozといった重めのジグを使うのに必要な、ティップに張りを持ったレギュラーテーパーです。

これにより岩場に喰われ難く、ウィードを解し易く、ジグに素早いアクションを与える事が出来、

6’8″という長すぎないレングスが、長時間ティップを高い位置に保持しても疲れ難く、リアクションジグの速いアクションを可能にします。

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また、このブランク特性はヘビースピナーベイトのスローロール時に、絡んだウィードをカットしたり、不規則な動きと音を与えたりする事も可能で、また濃いグラスマットの上でのフロッグフィッシングや、アーキータイプのジグのカバー撃ちにもその効果を発揮します。

特筆すべきはショアのカバーフィッシングへの適応能力で、それがこのロッドが単なるフットボールジグロッドではなくUTR(ユーティリティーロッド)シリーズである理由です。

このUTR68XHのグリップレングスは他のUTRシリーズと同じ220mm。

6’8″の全長に220mmのセミダブルグリップは取り回しが非常に楽で、オーバーハングした樹木などで込み入ったショアラインのカバー奥を攻める場合などにとても有効です。

小さなアルミボートやレンタルボートでの釣りを考えた場合も、ティップダウン時に水面を叩きにくいだけでなく、頭上の樹木などにも引っかかり難く、キャスト回数も増える為、非常に大きな武器となるはずです。

ヘビーウェイトシンカーでカバーを突き破るパンチングにしても、ワイドオープンなグラスマットとダム湖のゴミ溜まりでは「使い易いロッド」の条件は変わります。

ジグ、ヘビーテキサス、スローロール、フロッグなど、様々な条件で効果を発揮する、ありそうでなかったショートグリップエクストラヘビーユーティリティロッドなのです。

 

恒例のベンディングカーブ写真です。

先ずは1ozシンカーx2 つまり2oz(56g)

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ご覧の通り、この程度のウェイトでは殆ど曲りません。

このティップの張りがジグを軽快かつスピーディーに操り、ハングオフカットを楽にします。

 

次に500mlのペットボトル(約500g)

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ティップではなくベリー部分から曲がっていきます。

張りがありながらも、急激なバイトを緩和して魚にルアーを持ち込ませます。

 

最後に1000mlのペットボトル(約1kg)

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この辺りからはNFCロッドの真骨頂、怒涛の復元力で掛けた魚をグイグイ寄せて来るパワーの源です。

綺麗にベンドしながらもバット部分が残ってるので、まだまだ全然余裕です。

 

このロッドはUTRシリーズで最もスピーディーなモデル。

反射的に口を使わせ、瞬発的にフックアップし、一気にカバーから引き剥がす。

そんなハイスピードロッドですので、リールもハイスピードな物が向いてます。

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自分の持ってる中で一番速いリール(9.0:1)を組み合わせてます。

 

年末年始コラボ企画その1

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昨年に続き、今年も福袋などの年末年始のコラボ企画のお仕事を色々頂きました。

まずその1つめのご紹介です。

名古屋のLure Angle HAMAさまのお正月福袋。

hama福袋

人気のHAMAさんの福袋用にお正月っぽい色という事でオーダー頂きました。

こういう季節ものってあまりやった事ないので何気に珍しいかもしれません。

おめでたい感じの紅白カラーとしてレッドヘッド系とカビパターンの2色。

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このカビカラー、藤田さんからは「酔っぱらった感じで」という謎の指示があったんですが、生憎ワタクシ下戸でして、記憶にある酔っ払いを想像しながらの作業でしたw

既に予約も始まっており、残りもだいぶ少なくなってきてるそうですが、一応まだ少しだけ予約可能だそうです。

販売は全てLure Angle HAMAさま。

↓のwebショップよりご予約頂けます。

バックラッシュ様 20周年モデル

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年末年始アイテム第2弾は岐阜のバックラッシュ様よりオーダー頂きました。

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20周年を迎えるバックラッシュさん、そんな記念モデルにウチのルアーを選んで頂けるのはとても光栄です。

しかも単なる限定カラーというだけではなく、スタッフさん達イチオシの釣れるカラーを、

バレットヘッドとバレットヘッドDDにそれぞれラインナップ。

#BLホログラムマッディギル

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強めのトーンのギルカラーに全周ホロラメをまぶしたカラー。

既に五三川のテストでも釣果を出しているようで、濁ったエリアで効果的なカラーとなっております。

#BLシークレット

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バックラッシュスタッフさん達から強いリクエストのあったカラー。

ゴースト系のシルバーパールベースにパープルバック、サイドは薄いイエローラインが入ります。

世界中のステインウォーターで活躍しそうなシャッドカラーです。

 

今回はリップ部分にバックラッシュさん20周年の記念ロゴを入れさせて頂きました。

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こちらは岐阜のバックラッシュさんのみでの販売になります。

http://ameblo.jp/backlash1996/entry-12110918404.html

 

年末年始 第3弾

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今年最後のお知らせとなります。

昨年に続き、今年も人気のハニースポットさんの福袋にウチのルアーを入れて頂ける事になりました。

今回オーダー頂いたのはmibroバレットヘッド。

カラーは内村くんと色々協議して決めた6色のアメリカンカラーです。

hs bh

散々話しあって決めたカラー達ですが、内村くんのアイディアであえてカラーは非公開。

お買い上げ下さった方のお楽しみとさせて頂きます。

#800

#800番台のカラーNoから、英語表記カラー名まで、実に細かい部分まで拘った、正に”ハニースポットライン”と呼ぶにふさわしい別注ラインのバレットヘッド。

ハニースポットさんの福袋のみでの販売となります。

http://uchimura.honeyspot.jp/?eid=2537

 

最後になりましたが、今年もmibro&KTWLURESをご愛顧頂きまして誠にありがとうございました。

また、こんな不定期更新のブログをチェックして頂きました皆様には本当に感謝です。

来年もまたバスフィッシングが楽しくなるような物作りをしていけたらと思っておりますので、皆様どうぞ応援よろしくお願い致します。

 

mibro&KTWLURES

塚本 謙太郎


コブラチャター第2弾

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諸事情あり、初回リリースからだいぶ間が空いてしまいましたが、コブラチャター第2弾ようやくリリースの運びとなりました。

今回もウェイトは1/2ozのみとなります。(他のウェイトバリエーションも鋭意開発中:ウェイトによってブレード形状が違うという・・・)

カラーは3色となります。

#002 クローギル

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前回のカラーラインナップにもあったカラーですが、スカート、ヘッドともにちょっとリファインし、ウローフィッシュらしいドギツさを増してみました。

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ハイランドレイクのクローフィッシュ(日本ではウチダザリガニなど)がモチーフですが、強過ぎないナチュラルカラーでそこそこ万能なカラーだと思います。

 

#008 ファイヤータイガー

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マッディシャローの定番カラーです。

派手な見た目によってアトラクター系と称される事も多いですが、濁った水中では実は案外ナチュラルな小魚っぽく見えるという説もあります。水が濁ると魚達も白っぽくなったり黄色っぽくなったりしますからね。

因みに今回、通常はマスキング型で塗装される事が多いタイガー模様を、敢えてスプラッシュ塗装で表現してみました。

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相方に「セルみたい」と言われました・・・。

セル

水が濁ったら是非このカラーを「ぶるえぇぇぇぇぇぇい!!」と投げてみて下さい。

 

#009 ブラック/ブルー

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こちらもファイヤータイガーと対を成すマッディ定番カラーのひとつですが、シルエットがはっきり出るとは言っても地味な訳ですからアトラクターと呼べる要素がある訳ではありません。むしろラバージグのようにきっちりスポットに入れてやって、出会い頭のバイトを取っていくようなカラーです。

逆にこのカラー目立たせるのであれば、通説とは逆にクリアーウォーターの表層近くで使うのが最も効果的だと思います。そういう条件であれば、周囲が青白く澄み渡る中で、しっかりと目立ち、遠くの魚の興味も引くと思います。

ヘッドのカラーはこんな感じ。

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大して目立ちませんが、一応スカートにマッチさせてみました。

 

ウェイトは1/2oz

価格は¥1,200(税別)となっております。

全国の取扱店舗様にてよろしくお願い致します。

 

 

 

Name is “FURY”

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永きに渡って「開発中」という札を貼っておりましたmibro新型クランクですが、ようやく世に出せる段階になりました。

開発に時間を掛けたから良いとか、プロトをたくさん作ったから良い等と言うつもりはないのですが、こまかいところがどうしても気になってしまう性分な為か、本当に長い時間が掛かってしまいました。

いつものように先ずはウッドでコンセプトモデルを作って実釣テストを行い、それを基に樹脂製の切削モデルを何度も何度も作りながらのトライ&エラーにビルド&スクラップ。一見二度手間に見えるこの工程、実は自分の脳内イメージをアウトプットするのに一番合ってる方法なのです。(なので時間が掛かる・・・)

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そんなこんなでようやく正式なお披露目となりました新型クランクベイト、

名前は”FURY”(フューリー)と付けました。

FURYは対カバー用のシャロークランクベイト。

ボリュームのあるボディと、大きなスクエアリップが特徴です。

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バレットヘッドと比べて、同じ55mmレングスながらかなりでっぷりと太ったボディ形状です。

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これはカバー攻める上でとても重要な事で、

”カバーを攻める”為には魚をカバーから引き剥がせる太いラインと強いロッドが不可欠です。

そんな強いタックルでカバー奥のピンスポットへキャストコントロールするには、強いロッドを曲げるだけの重さを持ったルアーが必要となります。

しかし、単に重いルアーでは浮力が足りずにカバーにスタックしてしまいますので、ボディ内に大きな空気室を持たせ、カバー回避に必要な充分な浮力を確保する、つまりキャストコントロールし易くて、スタックし難いボディ形状なのです。

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そして大きなスクエアリップが強く重いバイブレーションを生み出し、同時に前後#4の大きなフックをカバーからガードします。

FURYはバレットヘッドと同じくサイレントモデル。しかし、このリップとボディによってアクション時の波動はとても大きく、ブルブルと強い振動で周囲にアピールします。その為かバイトはとても強烈で、ビッグバスに丸呑みにされる事もしばしばです。

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軽快なバルサボディでは出す事が難しい、重い低周波の振動と、正に怒り狂うような強烈なアグレッションバイトこそが”FURY”の名の由来なのです。

また、テストに参加してくれたアングラー達の殆どから聞かれたのが「見た目よりずっと軽い巻き心地」でした。

これだけ丸々したボディと大きなスクエアリップでは、さぞ抵抗も大きかろう・・・と思いの方が多いと思いますが、このFURY、ハイギアリールでも結構軽快に泳いでくれます。アクション軸の大きなワイドウォブルで軽く巻けるというのは荒天でのクランキンにおいてもリズムを失い難く、コンセントレーションを保つ上で重要な要素だと思います。

そして、この手の(スクエアリップ)クランクベイトは「ウッドカバーにはめっぽう強いが、ウィード相手にゃ分が悪い」というイメージを持ってる方も多いかと思います。しかしFURYはリップのデザインと絶妙なウェイトバランスによりウッドカバーやロックエリアはもとより、湖底のウィードをヌルヌルと抜けてくるのが得意です。

この2点、実はとても拘った部分で、「カバークランクをプラでやる!」と決めた時から、単に”ウッドと違いブツけても失くしても怖くないクランク”というだけではなく、これまでのウッドクランクにはない特長をいくつも兼ね備えた物を作ろうと思っていました。

でも使い方はあくまでもシンプルに。難しい事は抜きにして、強風の中でもビューンと投げれて、グリグリグリ~と巻いて来たらド~ン!と釣れる。そんなルアーになってくれたと思います。

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長くなったので続きはまた明日、

さらに詳しいスペックやカラー等をご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

Color of “FURY”

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昨日に引き続き”FURY”のご紹介です。

今回のFURYにはカラーによって3種類の目玉を装着しています。

 

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通常のシャッド系や白系などに使用するゴールド。

クローフィッシュ系に使うブラック。

アトラクター系やコントラスト系に使うレッドの3種類です。

最後のレッドですが、蛍光色ですので紫外線に反射して・・・

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こんな感じで光ります。

カラーパターンの組み合わせはあくまで暫定的で、今後あえて違う組み合わせのカラーパターンも出て来ると思います。(白系なのに蛍光レッドとか・・・)

その辺りは機能が云々ではなく見た目とノリでやっていこうと思ってます。

 

さて、そんな”FURY”のカラーラインナップをご紹介します。

#001 プレモンス

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#002 ブラック/チャート

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#003 ブルーバックタイガー

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#004 テーブルロックタイガー

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#005 アラバマレッドクロー

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#006 モスバッククロー

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#007 ファントムスメルト

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#008 シャインギル

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#009 ファントムギル

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#010 チャートギル

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以上10色となります。

FURYの詳しいスペックですが、

ボディ長:55mm

重さ(フック込):15g

フック:カルティバST-36BC #4

価格は¥1,800(税抜)となっております。

発売は4月末頃を予定しております。

今月名古屋で開催されるキープキャストや、来月北九州で開催される西日本釣り博にも展示予定ですので、遊びにきて頂けたらと思います。

Fury × リョウニン

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FURYの開発には自分の他、数人のアングラーがテストに協力してくれました。

その中の一人、柏のプロショップOPA!さんのアドバイザーも務める和尚こと鈴木良忍さん(以下リョウニン和尚)。

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リョウニン和尚が得意とするフィールドは霞水系をはじめとする関東のマッディシャローな湖や河川、そして近年では房総方面のダム湖にも通っているようです。

そんなリョウニン和尚が昨シーズン投げ倒してくれたプロトタイプFURYのひとつがコレ。

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まず目が行くのが、完全に塗料が剥げ落ち、一部抉れるほどに深々と刻まれたフックサークルです。

よくこのフックサークル(またはローリングマーク)はルアー本体、又はアングラーによる激しいアクションによって刻まれているのだとする人が居ますが、実際はコレ、キャスト時のターンバックや着水時にフックがボディに接触する事で付きます。

そもそもクランクベイトのフロントフックはリトリーブ時に殆ど暴れませんし、いくらポイントが鋭くても水中ではボディに傷をつける程のスピードでフックが振り回される事はないと思います。

つまりローリングマークで解る事はキャスト回数の多さ、つまりそのルアーがどれだけ沢山の回数投げられているか・・・という事だと思います。

プロトタイプのテストに貴重な釣行時間をこれだけ割いてくれているのだと、改めて感謝感激してしまいます。

さて、他にもこのルアーにはたくさん傷が刻まれています。

無数のバスの歯形です。

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傷と傷の間隔の広さは、この傷を付けた魚が大きかった証。

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ここにも。

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背中側にも引っ掻いたような傷がいくつもあります。

昨シーズン、リョウニン和尚はほんとに沢山の魚をFURYで仕留めてくれたらしく、写真もたくさん送ってくれました。

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中には一カ所のスポットで短時間のウチにビッグサイズを連発した日もあったようで、その夜凄く興奮して電話をくれたのを覚えています。

それにしても、超のつく釣り好きで釣行回数も多いリョウニン和尚の下で1シーズン投げ倒されて、ロストせずに帰ってきたプロトタイプFURY。

その事もまた製作者冥利につきる嬉しい報告でした。

リョウニン和尚ありがとう!

 

キープキャスト2016

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いよいよ今週末はキープキャストです。

毎年名古屋で開催されるこのイベントに、今年もNorth Fork Compositesさんと一緒に出展させて頂きます。

弊社mibro&KTWLURESとしては、先日発表させて頂いた新型クランクベイト”FURY”と、

ご好評頂いております”コブラチャター”を展示させて頂きます。

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まあ既に発表してしまってるネタなので、新鮮さには欠けますが・・・

しかしウチとは逆にNFCのロッドの方は新鮮ネタでフレッシュ満載です。

今春発売となりますJ-Custom2.0の追加機種をどどんと3機種展示します。

 

まず1本目は精密キャストと取り回しの良さがウリの近接スペシャリテ、”CQR-60M”

6ftのブランクスと180mmのショートグリップで構成される近距離カバーでの操作系ロッドです。

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開発時はじゃじゃ馬だのなんだの言われたロッドですが、僕個人としてはシングルハンドでビシバシキャストが決まり、バットパワーも強いので、レンタルボートなどでリザーバーを釣るような釣りに欠かせないロッドのひとつです。

トップウォーターやダーター、フローティングミノーのようなスラックラインを捌く釣りから、ジグやノーシンカーリグを滑り込ませる釣りまで。とにかく狭い場所にバシバシ撃ち込んでいくロッド。

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片手でキャスト出来る人には非常に使いやすいモデルになってると思います。

 

お次は”PFR-610ML”、近年のタフ化が進むシャローウォーターで、ライトライン、軽めのリグを操作する為のベイトタックルです。

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NFC社が誇る最新高弾性ブランクスnextHMを使ったPFRシリーズのフィネス版にあたるこのロッド、6~10lbという細いラインを使用し、軽いルアーでソフトなカバーへのタッチを感じる為、可能な限りの軽量化を施しました。

そのウェイト、6ft10inの長さにして109g。

とはいえ、よくあるパリッパリの薄巻きブランクではなく、NFCロッドの魅力のひとつである超高圧による厚巻きのモッチリトルクフルブランクです。

フィネスを謳う以上、繊細なのは当たり前、軽いのも当たり前なのですが、このロッドは何より強いです。

エキストラファーストなテーパーが生み出すシャープなフッキングレスポンスと、NFCロッド特有の柔軟でパワフルなトルクを体感出来ます。

シャローのスモラバや小さ目のノーシンカーやバックスライドリグ。重めのネコリグやドロップショットリグなど、ベイトで使うには軽いけど、キャストコントロールや手返しの良さを重視したいカバー周りのフィネスアプローチ専用ロッドです。

 

最後はこれまで最も難産だったフワ系スピニング、”SSR-64L”。

ジグヘッドリグやノーシンカーリグなどを用いて中層を釣って行く為のスペシャルロッドです。

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張らず緩めずの状態でレンジをキープしたり、誘いを掛けたりする釣りはいわゆる”ノー感じ”になりやすいのが特徴です。でもだからといって悪戯に感度を上げてしまうとシェイクがし難く、リグを一定層に保つのが難しくもあります。

そんな中層の釣りに特化したロッドを作ろうと、J-Custom2.0の開発当初から色々とテストしてきましたが、長い時間を経てようやく正式発表出来るようになりました。

そんな長い長い紆余曲折を是非キープキャスト会場で聞いて頂けたらと思います。

 

そして今年のキープキャストでは、昨年から進行中の新たなプロダクトラインもチョイ見せさせて頂こうと思っております。

とはいえ、まだまだテスト段階で、発売時期とかも全然未定なのですが、こんなのもやってるよ~!って部分をお見せして、皆さんのご意見を聞かせて頂きたいと思ってます。

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そんな訳で、今週末は名古屋キープキャストで皆さんのお越しをお待ちしております。

 

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